#025・赤初嵐

姿がいい深い紅

(2004/Feb./21撮影)

初嵐という品種には、同じ名前を持ちながら違う花が存在する。嵯峨と白玉。両方とも白花の一重。どうしてこうなったのかはわからないけれど、だいたい、括弧付きで表示されている。
で、今回の花は赤初嵐。拙宅には絞り初嵐もあるけれど、白い初嵐はない。

いつどこで入手したのかは覚えていないけれど、毎年やや大振りの花を咲かせてくれる。写真のとおり、腰がしまった開ききらない花の姿はボクの好みにマッチしている。

が、例に漏れず昨夏のチャドクガ禍でほとんどの葉をなくしてしまい、花はほとんど諦めていた。ここで花を付けてそのまま枯れてしまわないか少し心配。春になったら芽が出てくれますように!
(文:04/03/13、写真:04/02/21)

 

濃紅 一重 中輪