「ワンダーランド駅で」

ボストンに行ってみたくなる


  

こんにちは、お元気ですか?

誰か、ワイン飲み過ぎてる人はいませんか?
また、誰か、手帳を持ってきて下さいね。

本格的に寒くなって、さすがの私も休日の外出が少し億劫になります。でも寒空の下、甲子園ボウルには行って来ました。唇が紫色になるほど寒かった。試合の後食べたウドンがどんだけ美味しかったか!(試合はちっとも面白くなかった、やっぱりひいきのチームが出ていないゲームには力が入りません)寒くなってきたら、どんどん山にも行こうと思っていたのですが、休みの日の朝、5時に目覚めて、自分のハナのあまりの冷たさに、ついつい布団から這い出せません。25日にはどこかに行きます(予定)。

さて、本来なら 今回ご紹介するのはジジちゃんの「君のいた永遠」のはずだったのですが、不覚にも上映が打ちきりになってしまい、前売り券がパーになってしまいました。悲しい!
「君のいた永遠」はそのうち動物園前ででもやると思うので、その時はみんなで行きましょう。

そして、今回は「ワンダーランド駅で」。97年のアメリカの作品ですな。英語を喋る映画を観るのは「バッファロー66」以来です(いや、「クンドゥン」も英語でした)。このところ観てるのはハングルだったり中国語が多かったし、今年はドイツやオランダの映画も観たしね。映画館は梅田・Loftの地下「テアトル梅田」。今日が公開初日だったので、2/3ぐらいの入り。結構年輩の夫婦なんかもいて、客層はバラバラ。私は、よくFAXを送って下さる「まつおかたかこ」さんのFAXが面白そうだったので足を運んでみました。今回は前置きが長いね。

一緒に住んでいた恋人に去られた29才のエリンが、新しい恋に出逢うまでの物語。最近の映画って、正面切ってストーリーをなぞらないでしょ。これもそうなの。エリンが何度も何度もすれ違いながら、でも結局アランと出逢うところでジ・エンド。観客はこれからこの二人がどんな風に発展していくのか、別れるのか、結婚するのか、なんていろいろ想像して楽しんでね、という手法。正直言って、期待が大きかったぶん、ちょっとがっかり。

舞台はマサチューセッツのボストン。中国の湖北省にある「武漢」ならどこにあるのかすぐわかるのに、マサチューセッツといえば、遙か昔にビージーズが「マサチューセッツ」という曲を歌っていたな、位しか頭に浮かんでこないから情けない。とはいえ、物語から、ボストンが東海岸にある街だということはわかります。少し行ってみたいなぁ、と思いました。

昨日の天皇杯の準決勝で、我がサンフレチェが快勝。26日は長居で準決勝。どんだけ寒くてもこれには行きます。

さて、次回は10月頃からさんざん予告編を観せられて、行こうと決めていた、「シュウシュウの季節」(アメ村・パラダイスシネマ)。これは台湾の制作で、中国の文革を扱った大変悲しい作品の予定です。

なんか、今回は「にせジェルソミーナ通信」というよりも、日記みたいになってしまいました。もうすぐお正月ですね。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

おしまい。