僕の彼女はサイボーグ |
いつまで“亡霊”にとりつかれているのか... |
2002年の春節が終わった頃、香港で拝見した「我的野蠻女友/My Sassy Girl/猟奇的な彼女」には、驚いたし、腹を抱えて笑ってしまった。 そんなに楽しみにしていたわけではないけれど、クァクジェヨン監督が日本で撮った作品だし、参加は出来なかったけどエキストラへも声を掛けていただいただけに、観に行かないわけにはいかないか。
「荒唐無稽」と云ってしまえば、ただ一言だけど。それだけではない。この監督だからこその理想の女性像がこの作品で表現されていたのではないでしょうか。
綾瀬はるかと小出恵介の主演。 これって、ひょっとしたら「猟奇的な彼女」が映画の中で書いていた“あの”シナリオなの?
“SFラブロマンスコメディ大作”ということなんでしょうか。それなりにオチもついていて、まとまっているのだけれど、ただ、こうして思い返していても、残念ながら特に強い印象が残っているわけではないな。どのように受け止めていいのか正直良くわからない。 面白いです。ただ、わざわざスクリーンで観なくても(もっとも、とうの昔に上映は終わっていますが...)、お家でDVDかビデオでご覧頂くので十分だと思います。 おしまい。 |