幸福〈しあわせ〉のスイッチ |
がんばれ、イナデン |
ひょんなことがきっかけで、学生時代はずっとイナデンのような街の電気屋さん、それもナショナルショップで不定期にアルバイトをしていた。エアコンや照明器具の取り付けや冷蔵庫、洗濯機などの大物の搬入搬出、アンテナを立てたりなど、電気屋の仕事はほぼ全てを網羅したし、それ以外にもいろんなこと(まぁ、便利屋さんみたいなこと)をした。挙句に、近所の電気屋にも借り出されてそこのおやじさんと組むこともあった。当時で昼食付きで1日6,000円の日当だった。今でも、その電気屋さんには時々顔を出している。だから、街の電気屋さんのことは熟知している(つもり)。
だが、どこも今のおやじさん代でおしまい。息子さんがいても跡取ではなく、普通にサラリーマンしている。それもよ〜くわかる。ミドリ電化やヤマダ電機などの大型量販店がドカンと出来て、すっかりお客さんを取られてしまった。それに、西宮は人口の流動が大きくて、昔からの土地の人はそう多くない。
ここまで書いて、ふと思った。
都会から帰って来た息子夫婦。その嫁に辛く当たるおばあちゃん。これは嫁姑問題で一悶着起こるなと身構えていたら、意外な展開とオチで、このエピソードは上手いなと思いました。 沢田研二、上野千鶴。考えてみたら二人とも出身は関西。関西の人って、関西弁をしゃべらせると、どうしてあんなにイキイキとしているように見えるのでしょう? 必見ではないけど、お暇なときにご覧になっても損はしない、そんな作品だと思います。 おしまい。 |