ナチョ・リブレ/覆面の神様 |
とにかく、リングに上がるのだ! |
どこかの映画館でこの映画の予告編を見かけたときに「こいつは“スクール・オブ・ロック”のおっさん(ジャック・ブラック)や!」とピンと来て、こりゃ絶対に観んとあかんと心に誓ったものの、やっぱりなかなか映画館には行けない。とうとう、神戸まで追いかけて拝見することになりました。 「スクール・オブ・ロック」のようなノリかと言うと、決してそんなことはなくて、設定はさておき、どうも生ぬるいお話しであることは確か。う〜、もし、この映画で初めてジャック・ブラックに出会ったら、もう二度と彼の映画は観ないやろうなぁ...。きっと。
この映画を観ながら、ありゃりゃと思ったのは、修道女シスター・エンカルナシオン演じるアナ・デ・ラ・エグレラの清楚な美しさ!
お話しの甘さというのは、あまりにも一直線すぎることかな。ひょっとしたら、本当はもっと長い作品だったのが、編集の段階でずいぶんとちょん切られてしまったかなぁ。だから説明の部分がぶっ飛んでいるのかもしれないけど...。いずれにせよ、説明が足りない箇所が三箇所。
もし、一気に観せられたらこんな「?」も点灯しなかったかもしれないけど、結構、間延びしてるから、スクリーンを観ながらいろいろ考えてしまうんだよななぁ。 まぁ、お正月で疲れた身体と胃を休めるために、ソファにごろっと横になって、何にも考えずにご覧になるにはいいかもしれませんね。でも、まだ、ビデオもDVDも出てないから、もう少しお待ちくださいね。 おしまい |