五月の恋 |
これも青春。台北へ行きたい! |
「明日は何をしようかな〜」と思いながらぴあをぱらぱらめくっていると、台湾の「五月の恋」が地味にガーデンでモーニングのみの上映中。モーニングだけの公開だと、土日しか行けない。幸い長期放牧中だから時間はある。早速、梅田行きの電車に乗り込みました。
この映画のほぼ全てはシュアンことリウイーフェイ(劉亦菲)の可愛さにつきる。
お話しは、なかなか込み入っている。 一番好きなシーンは、ハルピンの学校で、シュアンたちが廊下を歩いていくところ。騒いでいると、教室の扉が開き、先生が顔を出す。彼女たちは急に黙ってしまう、廊下をもう少し進むと、開いたドアの隙間から演技の指導を受ける生徒の姿が...。静かであまり意味もないシーンなんだけど、なんだかボクの心に染み入ってきました。
台北にはもう随分行っていない。 激しさがない。ゆったりとした時間がが流れ、優しさに包まれる。まるで、熱湯を注がれた茶葉がゆっくり開いていくように、ゆっくりゆっくりボクの心もほぐされていく。 シュアンとアレイが歩いた三義の街や鉄橋を歩いてみたいな。五月の雪と呼ばれる花も見てみたい。 雪に閉ざされた厳寒のハルピンも...。
傑作とか佳作ではないかもしれない。でも、罪の無いほんわかとしたお話しを楽しむ、そんな時間も必要かもしれませんね。 おしまい。 |