あしながおじさん

ホウセンカの花で爪を染めると...



  

一日に4本続けて拝見するのは、そんなに珍しいことでもない。年に数度はそんな日もある。でも、寒くて他に時間がつぶしようがない肥後橋のリサイタルホールで4連戦というのはちと辛い。幸か不幸か、職場がすぐ近くなので、一旦仕事をしに戻り、再びドウチカを駆け戻る。

で、この日4本目は、最近めきめきと人気が出て、日本でも続々と出演作が公開されているハジウォン主演の「あしながおじさん」。
珍しく(?)清純派のロマンチック路線。言い方を代えれば、ボクにはちびっと眠いお話しでした。

ラジオを聴くのは好きだけど、韓国では聞いたことがない。もっとも、バスに乗れば、運転手が自分の好きな番組を大きな音でかけているので、内容はなかなか聞き取れないけれど、ラジオもファンが少なくないメディアだとわかる。その辺は「アンニョンUFO/オーマイDJ」をご覧になるとわかりますよね。
で、ソウルのラジオ局が舞台になる。そう言えば「菊花の香り」でパクヘイルもラジオ局にディレクターとして勤務してましたよね(古くは「接続」のハンソッキュウもラジオ局に勤めてたっけ)。

ここに、地方のラジオ局からソウルの局に転勤になって来たのがヨンミ(ハジウォン)。この番組でDJを勤めるお局様(?)には冷たくされるが、ディレクターが陰に日向に助けてくれ、なんとか新しい早朝の番組もこなせるようになってきた。
このヨンミには人には言えない秘密があったのだ...。

それにしても、ヨンミがソウルで借りることになった一軒家は凄い! こんな家が社宅として借りられるのなら、ラジオ局も儲かってるねんなぁ。それに、この家に何故かテントを持ち込んで暮らすことになったアルバイトの女性がケッサク! この後、このチャット狂の彼女が繰り広げるサイドストーリーは抱腹絶倒間違いなしですね。

全体としては、ちょっと伏線が張られすぎのきらいがあるけれど、なかなか夢があるいいお話しが甘〜く展開されます。
それは、ご覧になってのお楽しみですね。

おしまい。