セブンソード |
いささか強引な『七人の侍』 |
こんな映画が撮られているとは全く知らなかった。それなのに瞬く間に予告編が映画館で流される。その割には派手なプロモーションもないままに結構な規模で全国公開されました。このところチューカなアンテナはすっかりさび付いているからあかんなぁ...。
ストーリーは、“強引な『七人の侍』”。フムフム、この強引さがある意味チューカな味付けのような気がします。そんな中でも最も強引だなぁと思ったのが、何をさておき、チャーリーヤンともう一人の村人ルーイーが、秘宝の剣を手にしたとたんにいきなり「聖剣」の仲間入りしてしまうことでしょうね。それに馬を自由にあやつれるのも疑問だ。山までは歩いて行っていたような気がする...。もう一つは、ヤンキースの松井にそっくりな風火連城のおっさん(お兄さん? スンホンレイ)。この人の存在意義がボクには最後まで理解できなかった。
結局、何もかも中途半端で、よくわからないお話しなのですが、武侠ものはこんなものなのかもしれません。
今となっては遥か昔に拝見したようなあ気さえします。歴史に残る名作だとは思いませんが、ご覧になってもそう損はしないかもしれません。 おしまい。 |