恋する神父 |
デオ グラシアス |
韓国のみならず、最近では日本でもすっかり人気者になったクォサンウ。そして、ボクのお気に入りのハジウォンの主演作。
悪くないお話しだとは思ったけれど、歯切れが悪かったのも確か。 印象に残るのは、自転車に二人乗りをして土手を走るシーン。それと、神学校で憧れの的だった先輩が卒業して僅かな期間に、結婚をして神職を投げ打ってしまったことがわかった場面。 そう、クラっとして、そして失望と羨望が入り混じった不思議な感情。何も神父にならなくてもいいのだ、違う生き方をこの先輩は示唆してくれたんだ。
優等生のギュシクは卒業を待つばかり、そんな朝、落ちこぼれの悪友ソンダル(キムイングォン)と一緒に儀式の進行を務めるが、大失態をしてしまい、その罰として地方の教会での特別奉仕活動を命じられる。この活動を認められないと卒業は延期になってしまう(ようだ)。 そこへ乱入してきたのが、この教会へ来る途中に出会った生意気な女が教会の講堂で眠っているではないか! 彼女はナム神父の姪ボンヒ(ハジウォン)。そして、お話しは、ありゃりゃ と言うか、やっぱりと言うか...。 もう少しお話しの展開にふくらみが欲しかったような気もするけれど、気楽に観て笑ってお楽しみいただければ、それはそれでいいのではないでしょうか。 おしまい。 |