ニワトリはハダシだ |
もう少し交通整理して欲しかったナ |
何時の間にかこのおっさん(原田芳雄)もすっかりアクが抜けてしまった。好々爺とは言わないが、角が取れて丸くなった印象は拭えない。いつまでもワイルドな俳優さんでいて欲しかったような気もするけれど、いい俳優になったなぁとも思う。男の年の喰い方は難しい。
ちょっとお話しに伏線が多すぎやしないか。詰め込みすぎて、こんがらがって、観ているボクはすっかり混乱してしまった。
潜水の仕事とダイビングは全く違う仕事なんだな。海に潜る時のコスチューム(?)が、前近代的なのにはほんとうに驚いた。冒頭、主人公(?)の少年サムが冬でもないのにどうして毛糸のツナギを着ているのか不思議だった。こんな格好をしていたら、海の中でもさぞかし動きにくいでしょうね。 もう一つは、準主役養護学校の熱血先生の女の子肘井美香。この子この映画がデビュー作だそうだけど、なかなかかわいい。こういう少しぽっちゃりとした顔が好みなのです。うん。演技が上手いとか、芝居が出来るとかいうレベルには達していないけれど、今後の成長を大いに期待しましょう。応援しますよ。
訳がわからないまま、割りと歯切れ悪くお話しが進んで行く。ボクには、結局エンディングを迎えてても、正直なところよくわからなかったのだ。 休日の十三ナナゲイで拝見しました。一日一回のみの上映、お客さんが20名ほどの入りだったのにはびっくりしました(もう少し少ないと思っていた)。もう十三での上映は終了していますが、各地で上映されるチャンスがあるかもしれません。 おしまい。 |