ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

原典はヤン・フラかな?


  

どんなお話しが展開されるのか、ほとんど予備知識ナシで臨む。パペットものだとは知っていた。しかしなぁ...。
まず、何がどうって、本編の前に短編のパペットもの一篇と普通の実写ドラマの中篇一本が上映されるのだけど、正直この二本がだるい。この二本が面白くないのではないけれど、この前座がちと長すぎるぞ!(この中篇の方は「ヤング・フランケシュタイン」を彷彿させる!)

さて、本編のお話し。
ドラマはハロウィン村。ここの村はハロウィンの一日だけのために存在している。ボクはハロウィンがいったいどんな背景を持った行事なのか、残念ながら良く知らない(知っているのは、オレンジ色をしたカボチャくらいだ)。だから、この村が陰惨でモンスターばかりが暮らしているのが、そういうものなのか、おかしいことなのか、それが良くわからない。
ここの村でプロデューサーのような立場いるのが、村民のジャック。だが、彼は毎年毎年飽きずに繰り返されるハロウィンに嫌気が差していた。そこで彼は、森に出かけ、他の行事を司る村をのぞいて見ることにした...。

結局、蛇の道はヘビと言うことなのでしょうか。
ジャックはクリスマスを自分の村の手で行おうとするが、何もかもが上手くいかない...。

結局、何か教訓めいたことが語られるわけでもなく、意味深な隠喩があるわけでもなさそうだ。もし、あったとしても、ボクにはわからなかった。この作品に何か意味を求めてはいけないのかもしれない。あまりにも予想外の展開に、ボクは途中気を失ってしまった。それが30秒だけだったのか、それとも10分だったのかさえわからない。
もう少し気合を入れて観ていれば、違う印象を受けたかもしれないけれど...。
どんなものでしょう?

パペットものとヤマムラアニメーションを足して二で割ったような感じかな。

もうしばらく、大々的に上映されているようです。
ボクはそうオススメ出来ませんが、お時間に余裕がある方はどうぞ。お子様連れの方もいらっしゃいましたが、子供にはちょっとしんどいように思います。

おしまい。