「ラストサムライ」 |
理屈ではなく、観ていて楽しい |
これは言訳ですが、12月に入ってもなかなか一息付けずに忙しい日々が続いている。そろそろ、何とかしないと「中年性健忘症」がますますひどくなってしまう!
この映画を語るとき「この映画が伝えたいものは何やねんろ?」と深く考えるのは、意味のないことだと思う。この映画は、あくまでもフィクション。そして、現在の日本人にとって、既に無くしてしまい、当時の日本人も忘れようとしていた「侍魂(サムライだましい)」をテーマにした、なかなか痛快な娯楽映画として観るのがイイと思います。
ここで考えたいのは「侍(=武士?)とは、何か」っちゅうことかな? サムライとは偉そうにふんぞり返って、二本差している人なのか。それとも、君主のためには命おもかえりみない人なのか。その定義ははなかなか難しい。
確かに、随所で違和感は感じる。でも、それは些細なこと。意味とか理屈は、この際どうでもイイ。要は、そんな部分を超越して「観ていて楽しい」、それはとっても大切なことだと思います。
しかし、セオリー通り、主要人物はなかなかやられへんなぁ(真田広之なんか「まだ生きてたんか!」って思ってしまったもんなぁ...)。 おしまい。 |