「キル・ビルvol.1」

タランティーノってこんな映画だったの


  

すっかり陽が短くなった。5時をまわるともう暗くなり始める(そう言えば、朝も明るくなるのが随分遅くなったねぇ)。
この日、厚生年金で試写会の開場を待つ間に暗くなった。そんな季節なんだ。
何の予備知識も無く、試写状を持って来ただけ。それだけに、面白いかどうかは正直に判断できる(と思う)。

とにかく、何も考えなければ「面白い」映画だ。
「そんなのありか?」と思うこともあるけれど、十分許容範囲内。
最近はセキュリティーチェックがうるさくて小さい鋏さえ持ち込めない飛行機に、堂々と日本刀を持ち込むあたりが「素晴らしい!」。単車にも「日本刀ホルダー」が備え付けられているところが「憎い」ね。

事情は良くわからないが、一人の女性が自分を殺そうとした組織とそのボスに復讐をする、メモに一人ひとりの名前を書き込み、殺した順に名前を消していく。今回は「vol.1」だから「前編」だそうです。二人の相手を倒し、更なる相手を求めて、ひとまず映画は終わる。

舞台はカリフォルニアと日本。日本の舞台は沖縄と東京という設定。
すっかり腰が引けている殺陣には笑うしかないが、やたらと手や足が血潮を上げて飛ぶシーンには日本刀という武器が持つ性能の捉え方の違いが感じられ、ボクには妙に興味深かった。
東京に乗り込んで来てから、主人公が着ている黄色いコスチュームはなかなかかっこいい。一歩間違えればもっさいジャージに見えなくともないけどね。知らなかったけど、このコスチュームって、ブルースリーの「死亡遊戯」をイメージしていそうですね。

まぁ、ご覧になっても損な作品ではないのでしょうが、どんなもんなのでしょうね?
劇場ではヒットしているのかな?

ご紹介するのがすっかり遅くなってしまい、正直に言って細部は忘れてしまいました(それだけ印象が薄かった?)。せっかく試写会に足を運んだのに、これではアカンね。
お時間のある方は、是非ご自分の目でお確かめください。

おしまい。