「デス・フロント」 |
まぁ、まぁ... |
ミナミの千日前にある千日会館。なかなか独特の味がある映画館。クラシカルなテーストを残し、最近のシネコンとはある意味対極に位置すると言ってもいいでしょう。 ここで観たのは「デス・フロント」という作品。何ともまぁ、へんてこりんで中途半端な映画で、「リトル・ダンサー」に出ていたジェイミー・ベルが主演している以外には、何の魅力もない(ここまで言い切って良いのかは若干の疑問もあるけど)。
時は、第一次世界大戦末期。場所は西部戦線の真っ只中。
このお話って、戦争もののようだし、ミステリーのようだし、ホラーのようで、スプラッター気味のような部分もあったり。とにかく、いろいろ盛りだくさん。
それに、ほとんどのシーンが塹壕の中か、霧の中か、雨の中。画面も暗くて、じめじめしているし、ストーリーも当然のことながら暗い。
お暇なら引きとめはしませんが、わざわざ観る価値もないような気がします。
休日の初回でしたが、お客さんはボクを含めて5名。しかも、上映開始早々になぜか場内の照明が再び明るくなり、画面がかなり見にくくなるというハプニング付きの上映でした。 おしまい。 |