「ザ・リング」

なかなか良く出来ています


  

ここ数日で一気に季節が進み、すっかり真冬モード。今年は秋がなかったなぁ。
秋は忙しい。映画を観るのはもちろんだけど、スポーツ観戦に競馬に山歩き。どれもこれも結構時間を取られる遊びだから、週に2日の休みでは足りないよ!

今回は広島に行ってきました。 広島宝塚会館と言えば、今を去る○年前に「紅の豚」の封切りを観たなぁ。その時は超満員で階段までぎっしり並んでたよな。でも、今回は500名は入れそうな劇場にわずか10名ほどの入り。淋しいねぇ。この「ザ・リング」そこそこ話題の作品だと思ってんけどなぁ。木曜の最終回(19:40から)だから仕方ないか。

残念ながら日本版の「リング」は未見。原作の小説はちゃんと読んだけどね。だから日米の作品を比較することはできない。映画を観ながら「あぁ、こんなお話しだったなぁ」と思い出す。
何度か鳥肌がさっと出てくるほど怖いシーンもあったけど、全体的に見れば「こんなもんかな」という感じで、心臓が縮上がってバクバク音を出すほどのものではなかった。ちょっと残念。
でも、出来としては合格点だと思いますが、皆さんはおかがでしょう?

敢えて言わせていただくと、この映画の最大の欠点はナオミ・ワッツの相棒役の男優の弱さだろう。ナオミ・ワッツと子役が物凄く好演しているのに対して、このマーティン・ヘンダーソンという人は線が細すぎる。この役にはもう少し重量感がある俳優を起用して欲しかった。

それにしても、この「リング」というお話し、良く出来ているなぁ。もう一度小説を読んで見たくなります。

観ても損のない映画に仕上がっています。お時間があれば是非劇場でご覧下さい。

今後は、間もなく封切りの「ハリー・ポッター」の第二弾、テアトルで公開中の「メルシィ人生」、ガーデンの「ゴスフォード・パーク」「ファイティングラブ」、動物園前の「金魚のしずく」「アフガン・アルファベット」、シネマ・ドゥ「クライム&ダイヤモンド」、OS劇場「モンテ・クリスト伯」、七藝「遥かなるクルディスタン」そして天六・ホクテンザの中国&韓国映画セレクションなどなど、期待の映画がメジロオシですね。

おしまい。