「ズーランダー」

形を変えたオースティン・パワーズ?


  

今月二度目の三連休。その初日に行ったのが動物園前。
ここにあるフェスティバルゲートという屋内型遊園地(?)の7階にあるのが「シネフェスタ4」という映画館。スクリーンが4つあるシネコン。かなり独自路線の映画が上映される。ちょっと変わった立地条件だけど、とても綺麗で見やすい劇場ですので、皆さんも是非一度足をお運び下さい。

朝の10:30に開映の「ズーランダー」という映画。大阪ではここと天六のホクテンザで公開されていますね。
一番奥にあるシネフェスタで最も大きいスクリーンでの上映だが、早朝のせいかお客さんは7名。こりゃぁ、淋しいぞ!

一言で言うと「形を変えたオースティン・パワーズ」ってとこでしょうか。この「ズーランダー」の良いところはシモネタが極めて少ないのと、笑いのネタが少し高尚なところでしょうか(それらが果たして「良い」ところなのかは疑問だけど)。もちろんボクは「オースティン〜」より、「ズーランダー」の方が何倍も楽しめました。
ただ、ギャグが解りにくいのも確かだ。この映画は主演・監督・原案・製作・脚を全て兼ねているベン・スティラーという人物そのものを良く知っていないと成り立たない(残念ながらボクはこの映画で初めて知った)。だから、彼がトップモデルであるという設定そのもののおかしさが良くわからなかった。

でも、ストーリーそのものは難しくとも何ともない。気楽に観て、気楽に笑える。そんな作品です。
雑誌の女性記者役で登場するクリスティーン・テイラー、なかなかかわいいなぁなんて思って調べていたら、この映画出演がきっかけでベン・スティラーと結婚してしまったと言うから驚いた。
また、あれって思うほどいろんな人が顔を出しているのもこの映画の特徴でしょうか。ボクはアメリカ映画にそんなに詳しくないからよくわからなかったけどね。でもデイビッド・ボウイが出てきたときにはビックリしました!

おしまい。