「アイス・エイジ」

暑い夏に氷河期で涼しく!


  

何カ月も前から予告編はよくやっていて「観てもいいかな」と思っていた「アイス・エイジ」。運良く試写会で拝見してきました。

遙か20,000年前の氷河期の地球が舞台。氷と雪に覆われる冬を前に、動物たちは南へと大移動を始める。その移動に逆らってただ一人(一匹?)北へ向かう巨大なマンモス・マニーと、木の枝にぶら下がって眠っているウチに仲間から置いてきぼりにされてしまったナマケモノのシドが出逢う。彼らは人間の赤ん坊を川岸で拾うのだ。そして、この赤ん坊を追ってきたサーベルタイガーのディエゴの三人(三匹?)で、この赤ん坊を人間の元へと届けようとするのだが...。
子供だけでなく、大人も充分楽しめるCGアニメ作品です。今回は日本語吹き替え版を観たのですが、この作品なら字幕版より吹き替え版の方がいいかもしれません。
最大の見どころは、氷の洞窟を三匹+一人が滑って行くところでしょうか。実写版ならこんなシーンはちょっとムリです。でも、この作品のテーマはてんでばらばらだった三匹が出逢い、そしていつの間にか固い友情で結ばれていくところでしょう。特にディエゴは種族の絆を取るか、友情を取るのかの決断を迫られます。
果たして、この赤ん坊を送り届けることができるのか...。

予告編には全面に登場して笑いを取るとともに、この作品のスケールの大きさを知らせていた、リスとウサギを足して二で割ったような生き物スクラット。こいつがなかなかかわいい! 本編では、お話しとは全然関係ないところに時折登場しては笑いを誘います。ドングリ命のこのスクラット君、最後の最後まで笑わせてくれますよ。乞、御期待!

梅田では8/4(土)から三番街シネマで公開。今、阪急梅田駅の手前に大きな告知看板が2枚も掲示されています。

おしまい。