「ガウディアフタヌーン」

もうちょっとがんばりましょう


  

よやく関西も梅雨が終わり、これから8月一杯と9月の初旬までは、ガンガン太陽が照りつけ、温度計もグングン上がる真夏になるのですね。

でも、まだ梅雨だった先週の木曜にテアトル梅田で観てきた映画をご紹介します。
タイトルは「ガウディアフタヌーン」というスペイン映画。舞台は現代のバルセロナ。この映画を観ているとバルセロナへ行ってみたくなります。
米国人でフリーの翻訳家の女性が主人公。名前はカッサンドラ(スーザン・シーデルマン)。こんな感じの人、どこかで見たことあるような...。仕事に行き詰まった上に、金欠気味。そこへ、ちょっと怪しい儲け話が舞い込んできて、あかんあかんと思いながら、足をつっこんでしまい、とうとう泥沼に入り込んでしまう、と言うお話し。
コメディなのか社会風刺なのかよくわからず。なんかどっちもつかずのお話しになっているのが惜しいですね。結局、よくわからないお話しになってしまいっています。パンチ不足。

この映画の見どころはふたつ。
一つ目は、バルセロナにはガウディが設計した建築物が実際にアパートととして使用されていること。知らなかった。こんなアパートなら住んでみたい。
二つ目は、主役の女性がボクの知っている人にとても良く似ていること。最初は髪型とめがねだけかなっと思ったんだけど、ストーリーが進んでいくと、考え方や行動がまるでそっくり。こんな人いるんだ!

ショーパブを経営しているアメリカ人の男性が出てくるんだけど、この人のショーがなかなかいい。歌も上手いしね。しらふの時はアカンけどね。
まっ、映画としてはどうってことない作品です。お時間があればどうぞ。その辺をみなさん良くご存知なのか、この日のテアトルはボクを含めて8名と淋しい入りでした。

おしまい。