「しあわせ色のルビー」

どうってことの無い作品


  

九条から梅田に移動して続けて観たのは、レニー・ゼルウィガー主演の「しあわせ色のルビー」。
彼女は「ブリジッド・ジョーンズの日記」で一躍一流女優になりましたね。ボクは「ベティ・サイズモア」のときの方が好きだけど...。この映画も朝二回のみの上映なので、休日しか観ることができません。
ナビオの映画館が「ナビオシネプレックス」になって初めてだけど、8階でしかチケットを売らなくなり、はっきり言って不便になりました。これは勘弁してもらいたい。空いている映画を観るために、長い行列に並ぶのはどうもね。

さて、映画のお話し。
ユダヤ人やユダヤ教について、ボクは何も知らないんだなぁ、と再認識させられました。正統派(?)ユダヤ人の生活やコミュニティを知ることができる、という意味では観る価値がある作品なのかもしれません。
そして、この堅い団結を誇るこのコミュニティの中で、自分を主張することは大変なことだと言うこともわかりました。

でも、映画そのものとしては、どうってことの無い作品だ。
当初、日本での公開予定は無かったのだと思う。でも、レニー・ゼルウィガーがブレイクしたので急遽公開したんだろうな。それほど、馴染みの無い世界を描いているこの映画は見どころも無い(と思う)。お話しの中身も薄く、残念ながらレニー・ゼルウィガー扮する主人公・ソニアに共感することも出来ない。
本国アメリカでのこの映画の評価はどうだったんでしょうね?

上映は7/5まで。ボクが観た回はそれでも40名ほどの入りと、意外なものでした。
まっ、こんな映画に出会うこともあります。

この映画の時だったかな(それともヌーヴォだったかな)、イスラエルに住むユダヤ人とパレスチナ人の子供を交流させようというドキュメンタリー映画の予告編があった。この映画は是非観てみたいですね。次回は日本映画「パコダテ人」を観る予定です。

おしまい。