「スター・ウォーズ/エピソード2
クローンの攻撃」

待ってました、そして次回作が待ち遠しい


  

「スター・ウォーズ」シリーズで今まで公開されたのは4本。そのいずれをもロードショーで観てきた。第一作目の頃はまだ高校生(中学生だったかな?)で、今は亡き梅田のOS劇場(現在のOS劇場とは別の映画館です)で観たもんなぁ。
そして今回は5作目。今までの作品のいわば「謎解き」というか、「繋ぎ目」というか、そんな性格が強いけれど、今回も目玉がちゃんと用意してあります。
出来れば、今までの4作品をおさらいのつもりでビデオか何かでご覧になってから、この「エピソード2」を観に行くのがいいんじゃないでしょうか。その方が、前後のつながりがより一層わかりやすくなりますよ。
ボクもこの「おさらい」をしてからもう一度観る予定。

「エピソード2」の目玉はなんと言ってもヨーダの大活躍に尽きますね。
年齢不詳のこのちっこいおじいちゃんジェダイ、今までは杖を片手に、説教したり励ましたりつぶやいたり、どちらかと言うと「静」のキャラクターだったけれど、今回は彼の凛々しい司令官の姿や立ち回りのシーンがたっぷり用意されています。特に映画の最後の辺りはこのヨーダの独壇場。このキャラ、ますます人気が出るやろなぁ。

その他、今までのエピソードに出ていた人たちがあちこちで姿を見せたます。
さらに、第一作で帝国軍と共和国軍が戦争をしていたわけですが、その理由が明らかになったり...。様々な関連性が明らかになっていきます。
オビワン・ケノービとアナキンの関係がより一層鮮明になるし、アナキンはこんな性格だからダークサイドへ吸い寄せられてしまうんだ、なんて心の弱さも垣間見せてくれます。
それに、ルークの育ての親や彼の家が第一作以来の登場。「スター・ウォーズ」はここから始まったのだと懐かしささえ感じます。
そして、予告編でも流れているアナキンとアミダラの禁断の恋。これは恋というよりも、アナキンの一方的な横恋慕という気がしないでもないけど...。
ナタリー・ポートマンは、すっかり硬さが取れて前作よりずっとかわいく美しくなっています。こんなに綺麗なお母さんからキャリー・フィッシャー演じるあのレイア姫が生まれるのだから不思議ですね。

しかし、単独の映画としてこの映画を観た場合はどうだろう。ちょっと苦しい作品かな。少なくとも「スター・ウォーズ」シリーズを初めて観るという人には全てがちんぷんかんぷんなんではないかな。でも、そんな人はいないか。
まず、前半部分に政治的な駆け引きのシーンが多くて、ここがちょっとわかりにくい。もっとすっきり描けないもんですかね。
それに特殊な能力を持っているハズのジェダイがあんなにいるなんて! しかも、敵の銃弾に倒れるなんて、ちょっとおかしいよ。
まぁ、細かいことをあれこれ言うのはやめておきましょう。そんなことを吹き飛ばしてしまうほど、迫力があって、面白い映画です。それこそ、上映時間2時間22分なんて、あっと言う間に過ぎてしまいます。

次の「エピソード3」はいつ公開されるのかわからないけど、待ち遠しいですね。早く来ないかなぁ。ルーカスさん頑張って作ってね。

7月13日から夏休みロードショー。梅田ではナビオの映画館(ナビオシネプレックス)で、なんと全席指定席で公開されるとのことです。また梅田地区では梅田ブルク7でも上映されますよ。
文字通り、この夏の目玉商品ですね。皆さんも是非ご覧くださいね。
ペプシがまたボトルキャップのキャンペーンするのかな?

おしまい。