「スパイダーマン」 |
ちょっぴりレトロなヒーロー |
梅新にあった東映会館が閉館になるのに伴い新設された「梅田ブルク7」へようやく行ってきました。 で、「梅田ブルク7」ですが、観客席の傾斜が大きく、見易くなっています。特に以前の東映会館とは比べようがないほどです。チケット売り場の係員がまだ慣れていなくて、極めて手際が悪かったのが印象に残りました。
観たのは、アメリカでの興行成績を塗り替えていると話題の「スパイダーマン」(ブルク7最大で座席数が445のスクリーンで上映)。
でも正直な感想は「スパイダーマンって、こんなお話しだったの?!」ってとこでしょうか。 しかし、最初はトレーナーにマジックで書き殴っただけの衣装だったのに、何時、どこであんなかっこいい衣装を手に入れたんだ!
(また、例によってですが)この映画の最大の欠点は、ヒロインのMJがかわいくないところだ。映画を観ながら「この子のために、必死になることないよ。スパイダーマン」って思ってしまう。 この映画の影のヒーローはなんと言ってもグリーン・ゴブリンでしょう。鬼というよりも、般若の面を思わせるマスクをつけて、サーフィンボードを思わせる空飛ぶボードで繰り広げるアクションはなかなかいい。このぶっ飛んだ役柄を演じるノーマン・オズボーンはいいですよ。ただ、正式に決定したという続編に彼が登場する余地があるのかどうかが疑問。是非、復活させてまた登場してほしい! もちろん、感動の名作ではありませんが、観にいって損したなぁと後悔する映画でもありません。肩の凝らない娯楽作品としてオススメしますよ。梅田ではナビオでも上映中(なお、ナビオも北野劇場・梅田スカラ座・梅田劇場・ナビオシネ二館を総称して「ナビオシネプレックス」と言う名称になったそうです)。 ボクはこの映画を観ながら、子供の頃、高い熱を出して寝ているときに、スパイダーマンのように、ビルの屋上を次から次へと飛び渡って駈ける、そんな夢をよく観たなぁ、なんて懐かしく、ぼんやり想い出しておりました。 おしまい。 |