「血の記憶」 |
ちょっとへこんだ |
ミュージアムスクエアでもう一丁。
映画の雰囲気は去年観たスペインの「ベンゴ」のような感じ。血縁や地縁で結ばれた街で、その地方独特の音楽が奏でられる(この映画ではピッツィカータ)。そして、ドラマが展開される。
後半に入ってピーノのバンドがお祭りのステージで演奏するシーンはさすがに迫力があった(サントラあるかな?)。 この映画で値打ちがあるのはこのシーンだけで、お話しとしてはもう一つ、パッとしない。せっかく、このピッツィカータの名手を配しての映画ならもうちょっと違う作り方というか、見せ方があったんではないかな。「ベンゴ」のように魂を揺すぶられるようなものを期待していただけに、ちょっとへこみました。
この映画もミュージアムスクエアでもう一週間上映されています。 おしまい。 |