「チアーズ!」

ガンバレ、トロス!


  

折角の休暇(8/31・金)も天気予報が悪くて、やまへは行けそうになかった。でも、朝起きたらいい天気になっている!なんやこれ。予報とぜんぜん違うやんか!今から準備してやまへ出掛けるのはちょっとなぁ、と言うことで、梅田で青春映画のハシゴ。「ゴースト・ワールド」を観た後は、テアトル梅田で「チアーズ」。

こういうアメリカの高校生を扱う映画を観ていると、ほんま、アメリカって「富める国」やねんなぁと思ってしまう(前にも書いたけど)。丘の上に建つ白亜の豪邸。クルマで通学。経済的には悩みなんかぜ〜んぜんない。
「あの子を探して」の先生なんか、街に出るバス代も無い、街に着いたら着いたで、食事代もなくて他の人が食べ残したラーメンをこっそり食べてるのに。この落差っていったい何なのかなぁ。まっ、そんなぼやきは置いといて...。

チアリーディング・コンテストで全米優勝5回を誇る高校の、チアリーダー部の新キャプテンが主人公。前年に続いて6回目の全国制覇を目指して練習が始まるんだけど、最初からチーム内には不協和音が、あげくに、チームメイトが練習中の骨折してしまう。おまけに昨年の演技は大会に出場することさえかなわないマイノリティが多い高校の「パクリ」だったことが発覚する。大会への予選を数週間後に控えて今から新しい演技に変更することを余儀なくされてしまったのだ。そのためにすがりついたプロの振り付け師っちゅうのがとんでもない男で...。その後はチアとは言いながら、そのへんのスポ根ものそこのけのストーリーが展開される。
友情あり、恋愛あり、協力者もいれば、足を引っ張るチームメイトなどなど、すっかり楽しませてもらいました。
誰でも楽しめる爽やかな映画になっています。何の前知識が無くてもたっぷり楽しめますよ。

今までチアと言えば、アメフト観戦の際の「添え物」みたいに思っていたけど認識を新たにしました。何年か前に、学生時代にチアをしていて、今も企業チームの応援団でチアをしている女性とお話しする機会があって、チアって見ている以上に大変で、アメフトでの応援は練習みたいなもんで、大会の前には「生傷」が絶えない、とは聞いてはいたのですが...。

テアトル梅田でもう少し公開中です。劇場には「私、チアをやっています」って感じの女子学生が、体育会風のジャケットを着てたくさんお越しでした。
9/2にはいよいよ関西学生フットボールのDiv.1が開幕。11月の末までの長い(短い?)シーズンがスタートします。前評判ではファイターズがアタマひとつ抜けているのではないかということですが、ギャングスターズやパンサーズにもガンバッテもらいたいですね。特にギャング。期待してるよ(でも、タレントおらへんからなぁ)!

おしまい。