「セイブ・ザ・ラストダンス」 |
ボクもだらしなく座る練習をしよう! |
確か、梅田のOS劇場で上映中のはずだと思ってんけど、確認するとOS劇場では「猿の惑星」をやってる。「あれぇ〜」。
梅田から追い出されるほど「つまらない」映画ではないと思うけど、派手さがないのも事実。結果はこうなるやろな、ってわかってはいるんだけど、最後はちょっとホロッとしてしまいました。 「真面目さ」が気に入ったなぁ。
ダンスの映画でもあるんだけれど、恋愛映画でもあり、青春映画でもある。二人して、営業が終わった学生食堂で、ダンスのステップの練習をする。ステップだけでなく、雰囲気を掴もうと(?)「だらしなく椅子に腰掛ける」練習も。このシーン良かったなぁ。空きビルの一室でステップの練習を続ける。そりゃ、自然と二人は恋に落ちるわナ。
少年は「このままスラムにいる人じゃなくて、スラムから抜け出す特別な人」。その彼を転校してきたサラが奪ってしまうなんて、彼女が白人じゃなくても、他の女の子からは総ブーイングだ。 自分のほんとの夢は何なのかを気付かせるデレクも偉いねぇ。映画以外の世界なら、もう一度チャレンジして成功するのは難しいとは思うけど、最後にはサラを合格させてあげたいなって思いました。
ちょっと影が薄いけど、ジャズ・トランペッターのお父さんもいい味出してましたね。 おしまい。 |