「チェブラーシカ」 |
台風が遙かオホーツクに去ると、誰もがこれで涼しくなるのではないかと思うもんじゃない。ところが、いつまで続くのかこの暑さ。日中の陽射しを浴びて歩くなんて身体に悪いよ。早く秋が来ないかなぁ。 そんなある日の夕方に観てきたのが、ロシアから来た掌品「チェブラーシカ」。会場は扇町のミュージアムスクエア。この会場が満席になったのは二度目の経験。今回は座れなかった。短い映画だからなんとか我慢できたけどね。
チェブラーシカはとってもかわいい。猿なのか、熊なのかそれは良く分からない。だって、「学問上分類不可能な動物」だと言って動物園さえも匙を投げてしまうのだもの。
チェブラーシカはどちらかというと、ちょっと冴えなくて、ちょっと薄汚れている。でもね、そんなことは全然関係ないの。だって、彼はとってもかわいいんだもの(すばらしい)。演出も全くあか抜けないし、演技はどこまでもアナログだ。
今回は、チェブラーシカの20分ほどのお話が3本。最初は、上に書いたチェブラーシカとワニのゲータの出逢い。二本目はチェブラーシカとゲータが、モスクワ版のボーイスカウトに憧れるお話し。そして最後が、夏休みを過ごすために、二人が汽車に乗るのだけど、意地悪なおばさんに邪魔をされてしまうお話し。 明日は早起きして、山へ行こう。山にはもう「秋の気配」があるはずだから、それを探しに行ってきます。 おしまい。 |