「ニューイヤーズディ/約束の日」 |
自らの存在理由を知る |
週の始まりの頃に比べると、まだ過ごしやすくなりました。特に朝晩は生きていける気温になったように思いますが、いかがですか? 今回観てきたのは、心斎橋のパラダイスシネマで上映中の「ニューイヤーズディ/約束の日」というイギリスの映画。この日はボク以外にもちゃんとお客さんがいました。最初は5人ほどで淋しいなぁと思っていたのですが、予告編が始まってからもゾクゾクと入ってきて、結局20名ほどになったでしょうか。木曜日の最終回にしたら上出来かな。
突然の事故でクラスメートと先生を亡くしてしまい、自分と親友の2人だけが生き残ってしまう。
「ここで死ぬのは簡単だ、でもボクにはやりたいことがある。それを一緒に成し遂げてから死のう。期限は1年。そう来年の今日、ニューイヤーズディに飛び降りよう!」とスティーヴンにジェイクは引き留められる。
たわいのない夢もあれば、とうてい実行不可能な夢もある。でも2人はひとつずつクリアしていく。死んだ友人に成り代わって彼らの夢を実行に移すことにある意味「生き甲斐」を見いだした。
「生きる」というのは、一体どんな意味を持っているのか。 そして「約束の日」。ジェイクとスティーヴンの二人は! なにも難しい思いを抱いて観る必要はありません。「こんなピュアな気持ちを持っていた青春時代を返して!」なんて思いながら、気楽にご覧下さい。 おしまい。 |