「青の瞬間(とき)」 |
青いなぁ、まぶしくて、羨ましい! |
今週はほんまに暑かったですね。みなさんお元気ですか? ボクは日曜に仁川で2時間ほど日光浴を楽しんだ(?)ために、熱中病にかかったのか、その晩からしんどくなって、月曜は一日ごっついしんどかった。もう若くないんかなぁ。でも、今は元気になっています。それにしても、この月・火曜は暑かったですね。
さて、今回ご紹介するのは「青の瞬間(とき)」という日本の映画。
島根って佐賀と並んで地味な県ですが、この島根県に島があるのをご存知でしたか? 福祉関係とかボランティアとは全く関係がない、達夫は憧れていた少女の車椅子が押せて嬉しいし、加奈恵は外へ連れ出してくれる達夫がいてくれて楽しくて嬉しい。ただそれだけ。
子供の頃の怪我が原因で車椅子生活を強いられている加奈恵にとってはただでさえ狭い島での生活に、もう投げやりなまでに行き止まりを感じている。自分が生きてきた存在の証明は子供を産み、育てることなんじゃないかと思い詰めている。でも、それもかないそうにない。 達夫は加奈恵に振り回されながらも、バイトが終わってからの深夜の散歩を楽しんでいる。付き合い方に積極的な(?)加奈恵の行動にはドギマキさせられているのだが、達夫には自分とは違った加奈恵の行き詰まり感が理解出来なかったみたいだ。最後まで。 青春の、若さの残酷さって何か後腐れがなくて、爽やかでいいなぁ。
必見の作品では無いと思いますが、ちょっとした佳作だと思います。少なくとも、一人っきりで観る映画ではなかったように思います。ちなみに、上映後にロビーに出ても、次回の開場を待つ人はいなかった。上映は7/27まで。 おしまい。 |