「Stereo Future」

くだらない映画もあるんやな


  

ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、ウォルター・マッソーが出ていた「アパートの鍵貸します」。
可笑しいけど、ちょっぴり悲しい映画でしたね。
初めて観たのは、ざっと15年ほど前。大毎地下か毎日文化ホール(共にもうありません)のどちらか。ジャック・レモンの演技にもしびれたし、シャーリー・マクレーンの可愛さにも惚れました(このころから「面食い」でした、今の彼女は宗教活動をしていて、嫌い!)。それからも何度かスクリーンでこの映画を観たっけ。懐かしいなぁ。
その、ジャック・レモンが先日亡くなってしまい、淋しい限りです。この通信のタイトルにもなっている「道/ジェルソミーナ」で主演したアンソニー・クインも最近亡くなったしね。
ご冥福をお祈りいたします。

さて、続けてワケの分からない映画を観てしまった。
日本映画では浅野忠信と負けず劣らず露出度の高い永瀬正敏。ほんまに良く映画に出てる売れっ子ですね。
でも、ボクがスクリーンで出逢うのは「PARTY7」以来かも知れません(この映画もへんてこな映画でしたが)。
この永瀬が主演の「Stereo Future〜Epeode 2002」。

彼は売れない役者。でも、オーディションで主役の女優さんに気に入られて、役にありつく。
彼の恋人は、二人の結婚のために彼が役者を諦めて、堅気の(?)商売に就くことを打ち明けられて、ショックで言葉がしゃべれなくなってしまう。
すったもんだがあるんだけど、ハッピーエンドで良かったね。
おしまい。

ひょっとしたら、竹中直人、谷啓、風間杜夫といった男性陣以外にも著名な女性陣が出演していたかも知れないけど、ボクには良く解らなかった。
ストーリーが全部中途半端で、理解できない事ばかり。
タイトルと(「Stereo Future〜Epeode 2002」)と、映画の内容がどんな関係があるのかもさっぱり判らない。
ボクがバカなのか、作った連中がバカなのかどちらなんでしょう?

ところで、つい最近といっても2カ月ほど前かな、テレビで映画を見ました(ボクだってテレビを見ることもああります)。何だか眠れない夜に(ボクだってこんな時もあります)、テレビを付けたら(NHKの衛星)映画をしていた。
どうやらボクの好きな学園モノでしかも内容はフットボールのようだ。知っている役者さんは出てこないんだけど、ついつい引き込まれてしまい、最後まで見て、オマケに少し涙ぐんでしまった。
後で調べたら、ボクがテレビを付ける直前に始まったようなので、ほぼ全部見ていたことになる。タイトルは「ルディ/涙のウイニングラン」(もうちょっとマシなネーミングは無かったんか!)。
  体格も恵まれない、運動神経もさほど良くない主人公(ルディ)が、様々な困難をガッツとまじめさで乗り越えて、大学フットボールの名門校ノートルダム・アイリッシュの公式戦でプレーするまでのお話し。
実話ベースのお話なんだけど、なかなか良くできていて、いいお話しでした。
フットボールに興味のある方はビデオ屋さんででも借りてご覧下さい。

おしまい。