「ルアンの歌」 |
武漢の青春譜 |
大阪城ホールのイベントも無事終了して良かったですね。みなさんご苦労様でした。今回で2回目ということもあって、運営もずいぶん上手くいったみたいです。ボクは荷物の運び上げで、普段使わない腕の筋肉を使って、腕が痛い痛い。
さて、今回観てきたのは「ルアンの歌」。1994年中国の作品です。会場は扇町のミュージアムスクエアですから、ここで開催されている「チャイニーズ・オデッセイ」の第2弾ということになります。入場者は私を含めて8名。この会場らしくていいですね。
トンツーは都会で一旗揚げようと、田舎から出てきた。でも、竹竿を片手に荷物運びでわずかな収入を得るだけで、同郷の兄貴分ガオピンの部屋に居候している日々だ。ガオピンはいつもスーツを着ていて(と言ってもヨレヨレだけど)、いつかは自分で商売を始めたいと思いながらも、ヤクザのような仕事をしている(らしい)。
純朴だったトンツーが、だんだん都会の生活に慣れていき、街の中で自分の居場所(決して、居心地のいい場所ではないのだけど)を見つけるまでの経験を描いている、一種の青春映画ですね。 おしまい。 |