「おいしい生活」 |
こんなクッキー・ショップを開いてみたい |
火曜の夜に梅田ガーデンシネマで観たのは、ウッディ・アレン監督・主演の「おいしい生活」。前作の「ギター弾きの恋」が夏場の公開。この映画もなかなか良かったし、今回も期待‘大’ですね。
ニューヨークのしょぼいアパートに妻のフレンチーと住むレイは、ある日銀行の隣の隣りに閉店したピザ屋を見かける。自称‘天才’のレイは、このピザ屋を借りて地下からトンネルを掘って銀行の金庫からお金をごっそりいただくという計画を思いつく。これが成功したらフロリダで豪邸に住める!
フレンチーは会社の経営には興味は無いが、美術界のパトロンになって社交界でもてはやされたいという思いがつのる。でもしょせん社交界では‘成り上がりもの’。自宅で開いたパーティでは‘成金趣味’と陰口を叩かれる始末だ。
一方、レイはお金持ちになっても庶民の生活が忘れられない。エスカルゴやワインより、チーズバーガーやビールが恋しくてしかたない。
ボクとしては、クッキーで成功するまでのお話しがとても面白かった。だからこの部分にもう少し力点をおいて欲しかったな。中盤以降の金持ちになってからのエピソードはもう少し端折ってもよかったような気もします。
ボク個人としては「ギター弾きの恋」の方が好きだけどね。 おしまい。 |