「リベラ・メ」 |
絶対に消防士になりたくない! |
三連休の最終日は京都へ。せっかく京都に出たのだから美味しい昼ご飯を食べようと思ったら、レストラン亜樹はお休みだった。ちぇ、つぃてないなぁ。
で、京都映画祭で観たのは「リベラ・メ」という韓国の映画。
とにかく、凄い迫力。
でもね、ちょっと素直には感動出来かねる作品。それは脚本の悪さと人間関係の複雑さにあるな。
釜山にある消防署。ここのベテラン消防士サンウは自分のミスでコンビを組む相棒を火災現場で死なせてしまう。そして、今日の出動でも、新しい相棒ヒョンテと共に無謀とも言える救助活動を行ってしまう。最近多発するビル火災は放火の可能性が高いと消防署の紅一点ミンソンは分析していた。
人間描写が恐ろしく下手くそで、ヒスのトラウマがどうして放火によって癒されるのかさっぱり分からないし、どうやって火災や時限爆弾の知識を得たのかも不明。また、個人的にサンウに対して恨みを持っているわけでもないのに、執拗にサンウを狙うのかも分からない。またサンウとヒョンテやミンソンとの人間関係も説明不足やね。それに、殺さなくてもいいようなサンウの同僚が次々と命を落としてしまうのどうかな。
と、辛口に書きましたが、一見の価値はあり。
サンウにはチェ・ミンス(「ユリョン」に出てましたね、最初はチェ・ミンシクと勘違いしていて、映画が始まってから気付いた)。ヒョンテにはユ・ジテ(イ・ヨンエの新作「春の日は過ぎゆく」にも出演、「アタック・ザ・ガスステーション」でも主演していました)など、他にも何度か顔を見かけたことのある俳優さんもいて、なかなかの豪華メンバーが出演しています。 おしまい。 |