「デッド・オア・アライブ/犯罪者」

何じゃ、こりゃ!


  

高校を卒業してからもう?年がたつ。
この間まで紅顔の美少年だったのに、今ではただのオジさんだ。先日クラブが一緒だった同級生から電話を貰い、クラブの顧問だった先生が定年退職されるので、ご苦労参会というか謝恩会を開くという連絡を受けた。少し懐かしい思いをしていたところ、職場に同じ高校の卒業生を親に持つ方がアルバイトで来ていて、ご厚意に甘えて「同窓会名簿」なるものを見せていただいた。加藤さんありがとう。
まず、第一印象は「忘れてるなぁ」。もっと高校時代の想い出が走馬燈のように想い出すのかと思っていたら、恥ずかしながら2/3位の名前は思い出せない。名前を読んでも顔が頭に浮かばない人の多いこと。時の流れが残酷なのかそれともぼくが薄情なだけなのか。それでも、懐かしく拝見させていただきました。

さて、今回の映画は「デッド・オア・アライブ/犯罪者」。会場は「まいど」のテアトル梅田。邦画は字幕を読まなくてもいいので気楽でいいね。レイトショー公開のみで、10名ほどの入りだから、こんなものかな。
主演は竹内力と哀川翔。中国残留孤児2世グループのボスで、ヤクザや中国マフィアを出し抜いて新宿での覇権を争っている竹内と、署の中でも浮いている一匹狼タイプの刑事哀川がぶつかりあい、お互いに大切な人を失いながら、相まみえるという筋なんだけど、最後の最後に「何じゃ、こりゃ!」という観ているこちらの度肝を抜かれる仕掛けが用意されています。
映画館で観てもいいんだけど、家のテレビの前で寝ころんでうたた寝をしながら観るともなく観ているというシュチエーションで見るほうが似合っている映画なのかもしれません。

肩が凝らない娯楽作品です。哀川のファッションがなかなかいいんだよなぁ。この人もう少し身長があったらもう少し陽の当たる映画に出られるんとちゃうかなぁ。竹内力は初めて見たけど「濃い」にいちゃんやな。安岡力也の息子なの?

2/3からこの映画の続編「デッド・オア・アライブ2/逃亡者」がテアトル梅田でレイトショーのみの公開。続編も作られたくらいだから、この映画も公開当時はそれなりにヒットしたんやろうなぁ。
この日観た予告編では「ギャラクシー・クエスト」が面白そうでした。
おしまい。

おしまい。