「Go! Go! L.A.」

LAは英国人にとっても「夢のパラダイス」なのね


  

いつの間にか五月ももう20日過ぎですね。その割には、涼しい日が多くて気温が上がらなく、先週植え付けたスイカとメロンの苗が少しも大きくなりません。日照不足かなぁ。雨も良く降るしね(なんて、下書きしたら、今日は暑そうだ!)。

5/21は「目指せ、豊作! 大開墾大会」がたかお先生のお家の隣の空き地で華々しく行われました。参加された方、本当にご苦労さまでした。しかし、あんなにシンドイとは思わへんかった。精も根も尽き果てました。くたくた。
昔、北海道の原野を開拓した方々が経験された苦労の0.01%くらい経験できたかな。昔の人は偉いなぁ。普段、私がしているのは「庭いじり」や「園芸」であって、「開墾」ではないとを思い知らされました。結局、まだ途中だけど、今度の土曜日には何とか畑になっていたら嬉しいな。でも、上手くいくかなぁ。少し心配です。あの強情な木の根っこをなんとかせんとなぁ。
お昼には、参加者全員で「メタルインドカレー」を美味しくいただきました(堀内さんは料理が上手いねぇ)。作業終了後は「スチーム・サウナ」付きのお風呂に入れさせていただき「あぁ、幸せ!!」。
この日の私、夕方、家に帰り着いてからも疲れ果てて食欲無く、そのまま寝てしまいました。翌朝はお腹が空いて目覚め、起きあがろうとしたら、全身が奇妙に痛くて、思わず這ってお布団からでる始末。
今日はもちろん全身筋肉痛で、気分も悪いよ〜。

さて、今回は「Go! Go! L.A.(原題:L.A. Without A Map)」。この映画は「バッファロー66」の時から予告編をばんばんやっていて、待ちに待って、約半年後の今月に漸く公開されました。しかし、レイトショーのみ。総務部長モリアキが今年のリフレッシュにLAへ行かれるそうなので、その予行演習にもってこいじゃあないでしょうか。会場は、テアトル梅田。金曜日だったせいか40名弱の入り。賑わっていました。

「バッファロー66」のヴィンセント・ギャロが出演しているのが「売り」ですな(このとぼけたオヤジ、資料を見たら、なんと私と同い年ではないか!)。さんざん見せられた予告編もかっこよかったし、ノリも軽そうだったので、イケイケのストーリーかと思いきや、そんな軽い映画っちゅう訳でもありません。
このヴィンセント・ギャロ、観ている私たちを愉快にしてくれる訳でもなく、陰気くさいのか陽気なのかも判らないし、どうしてこんなに人気があるのか不思議。どちらかというと不愉快な顔立ちしてるしなぁ。でも、なんか、だんだんはまってきた。不明瞭な発音で、さかんにcool! cool! を連発して、なんやこいつ!って感じやねんけど。次もまたギャロが出る映画を観てみたい気になります。「ハイウェイで27分の恋の法則」はケッサクやねぇ。彼と一緒に組んでいる「レニングラード・カウボーイズ」というロック(?)バンドがこれまたcoolでnice。ほんまに、ハリウッドってどないなってんねん。

これがアメリカ制作の映画ではなく、監督始め制作スタッフのほとんどがヨーロッパ人というところが面白いというか、何というか。「外国人から見たハリウッドの光と陰」を観せるという意味では作り手の意図は、十二分に私に伝わって来ました。
ほのぼのするとか、ホロっとするとかではないし、スカっとするのでもないけど、なんとも言えない、ハリウッドの内幕を描いた作品でした。ジャンル分けするなら、多分パロディ映画ということになるんやろうなぁ。そんなに笑える訳でもないけど...。残念ながら、この映画を観てLAへ行く予行演習にはなりませんね、念のため。
テアトル梅田でもうしばらく、レイトショーのみで公開中です。

というわけで、へろへろ、くたくたの週末でしたが、今度の週末も頑張りましょう。男手を集めんといかんね(この土曜日に開墾の続きを手伝ってくれる方を募集しています)。

今回も長くなりました。オシマイ。